大石内蔵助がその息子主税(ちから)に伝授する「実践的プロジェクトマネジメントの極意」【ステークホルダー・コントロール その2】

大石内蔵助がむすこ、主税に、伝授する「実践的プロジェクトマネジメントの極意」

【ステークホルダー・エンゲージメント・コントロール その2(戦略・計画の見直しの為の情報は?)】の①

 

 

主税: それでは、ステークホルダー・エンゲージメント・マネジメント計画の見直しに使う情報の説明を申し上げます。

先ず、「プロジェクトマネジメント計画書」に関係する事項でございます。

討ち入り決行の時期につきましては、
やはり、内匠頭さまの一周忌に合わせて吉良邸へ討ち入りするものと、彼らは読んでいるようでございます。

したがって、それまでは吉良邸の警備は厳しいものと思われます。また、上杉さまも警護をさらに強化しているようでございますので、やはり、一周忌を過ぎないと討ち入りの成功は難しいものと思われます。

また、常時200名が吉良の屋敷に詰めており、我が方の2~3倍の勢力であり、中には清水一学、山吉新八郎など、腕の立つものもそろえているようでございます。

さらには、聞くところによると、吉良さまの新しい屋敷は討ち入りに備えた作りになっており、簡単には入り込めないようでございます。

内蔵助:うむ! 討ち入りの時期は見直すことにしよう。

吉良邸の絵図面はなんとしても手に入れなければならない。
また、少人数で勝てるよう、戦術も良く練る必要がある。

さらには、武器の調達にも一工夫が必要となろう。

主税: はい! これからの準備も相当に大変でございます。

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【ステークホルダー・エンゲージメント・コントロール その2】の②

 

 

内蔵助:敵を欺く戦術も今までに増して進めなければならない。我々が討ち入りをあきらめたと思わせなければならんのだ。

特に、江戸詰めの振る舞いにもよくよく気を付けてもらわなければならない

主税: はい、 父上の振る舞いも重要と考えております。

内蔵助:これまでは、見方をも欺くようにと山科で遊蕩しておったが、、これも、回数を増やすなりして、吉良側のみならず、世間の目も欺かなければならない。

そうなると、わしだけでなく、浪士の方々への世間の風当たりが強くなってしまう。

みなこれまで以上に辛い日々が待っている。

我々の結束をゆるぎないものにするためにも、そのエンゲージメントも必要となってくる。

主税: さようでございます。 浪士の方々にも目立つ行動、振る舞いも自粛してもらわなければなりませぬ。

内蔵助:して、 今回の江戸会議の費用はどの程度かかった?わしも含めて、10名の東下りであった。
   

主税: 一切の経費も含めて、50両ほどにござりまする。

内蔵助:うむ! 軍資金にも限りがある。

討ち入りの際はその3倍程度の人数、しかも武器、武具なども運ばなければならない。

主税、 資金の調達にも影響を与えるので、見積もっておいてくれ。

主税: 畏まりましてござりまする。

【エンゲージメント・コントロール その2】おわり

 

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