大石内蔵助がその息子主税(ちから)に伝授する「実践的プロジェクトマネジメントの極意」【ステークホルダー・コントロール その3】

大石内蔵助がむすこ、主税に、伝授する「実践的プロジェクトマネジメントの極意」

【ステークホルダー・エンゲージメント・コントロール その3(だれを優先的にエンゲージメントすべきか?)】の①

 

内蔵助:主税、 これまで特定したステークホルダーのステータスの見直しは終えたのか? また、新たなステークホルダーはどうじゃ?

気にとどめる必要のないステークホルダーは管理の対象外としたいが、どうじゃ?

主税: はい! やはり、上杉さまの動きが気になるところでございます。
上野介さまの嫡男であられ、また自分の息子を吉良家へ養子として出されている立場の、上杉弾正綱紀さまとしては、何としても、討ち入りを阻止なされたいものと存じます。そのため、吉良邸への警護を強化しております。

かたや、上杉さまは17万石の大大名でございます。たとえ我らが吉良邸へ討ち入りしても、軍勢を率いて阻止できるものかどうか。

そうなれば、江戸の町を騒乱に陥れることになり、最悪、上杉家存続へも影響がでるやもしれません。

どのように読んだらよいものか。。。

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【ステークホルダー・エンゲージメント・コントロール その3】の②

 
新しいステークホルダーとしては、吉良邸の絵図面を手に入れるため、屋敷を設計した大工へ近づく必要があると考えています。

また、管理対象外となったステークホルダーでございますが、江戸における拠点にする屋敷提供者は、全て赤穂藩縁者の屋敷であり、結束も高い方々ですので、いったん、管理の優先順位は低くしても問題ないものと考えております。

内蔵助:うむ! よくそこまでの情報を集めた。

計画を変更する際は必ず、主だったメンバーの意見、アドバイスを頂戴するのじゃぞ。

考慮抜け漏れがあるやもしれぬ。また、良いアイディアを頂戴できるやも知れぬからな。

そして、いつも申しているように計画を確実に実行するためには、計画実行当事者が十分理解、納得するものでなくてはならない。

皆を一同に集めて、計画をレビューするのじゃぞ。

主税: 心得ております。
お任せください。

内蔵助:うむ! よろしく頼むぞ。
【エンゲージメント・コントロール その3】おわり

 

 

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